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【叩く仕草】赤ちゃんのパシパシの意味とは?

こんにちは。フトシです。

 

生後6ヶ月ごろから赤ちゃんがパシパシと叩く仕草をよく見かけるようになります。

床をパシパシ叩いてみたり、おもちゃをパシパシ叩いてみたり、可愛くて見ているだけでほっこりしますね。でも、時には抱っこしている際に顔を“バシッ”と叩かれることもあるのではないでしょうか?

この仕草にはどういった意味があるのか気になるパパママも多そうですね。

 

 

 

赤ちゃんが叩く仕草に意味はあるのか

普段わが子が床をパシパシしている仕草を見る分には可愛らしくほっこりしますが、抱っこをしてあやしているときに顔をバシバシと叩かれるのは、意外と痛いのでやめてほしいところではあります(笑)

ママさんの中には「顔をバシバシと叩くこの仕草について“しつけ”をした方がいいのか」と悩まれている方もいるみたいです。

 

このパシパシと叩く仕草にはちゃんとした意味や理由があります。

もちろん悪気があって顔を叩いているわけではありませんので、大目に見てあげてください。

 

物を触ることや音への興味

赤ちゃんは成長するとともに

ずり這いやハイハイ、掴まり立ちなど自由に動ける範囲が広がってきます。

また、手足の感覚がよりはっきりとしてくるため、様々な物に触れることで感触の違いを楽しんでいたり、叩く物によっての音の違いを楽しんでいるようです。

赤ちゃんはまだ完全に自由に体を動かせるわけではありませんので、物に触れる際に叩いてしまったり、力加減がわからず強くなってしまうことがあります。

強く叩いてしまっているときは、「やさしく触ろうね」や「叩かれると痛いよ」とやさしくコミュニケーションを取ってあげたり、ママやパパの喜怒哀楽をうまく表現できれば赤ちゃんが雰囲気を汲み取る学習にも役立ちます。

 

全身を使った意思表示

外部からの刺激を受けて、それに反応や興奮をすることで手や足を動かすことがあるようです。 例えば、テレビを見たり、ママやパパに話しかけられたりして嬉しいや楽しいといった感情のときに見られます。

全身で喜びを表現しているのでママやパパは温かい目で見守ってあげたいですね。

 

また、離乳食を食べさせているときにぐずりながらバシバシするようであれば、それは「つまらない」「食べたくない」という意思表示かもしれません。

この場合は赤ちゃんに話しかけてコミュニケーションをとりながら離乳食をあげてみてください。

赤ちゃんの欲求を満たすことで叩く仕草を一時的にやめさせることができるようです。赤ちゃんが何を求めているのかをよく観察することが大事ですね。

 

ママやパパを信頼しているからこその証 

「家で親を叩くように、外でもお友達を叩いてしまうか心配」という声も多いですね。

実は一般的にお友達を意図して叩くことはないと言われていて、叩いても良い相手/悪い相手を区別しているようです。

ただ、お友達に触ろうとして力加減がわからず叩いてしまうこともあるかもしれません。その時は叱るのではなく「お友達がイタイイタイだよ」「やさしく遊ぼうね」など声をかけてあげてください。

 

まとめ

自分の子供が叩く仕草をすると、「しつけをした方が良いのか」「他の子にも手をあげてしまうんじゃないか」などいろいろと心配になりますね。

しかし、赤ちゃんがパシパシする仕草にはちゃんとした意味があるため、すぐに叱るのではなくなぜその仕草をするのかよく観察して、適切なコミュニケーションやスキンシップをとってあげましょう。適切なスキンシップやコミュニケーションは叩くことへの対策だけではなく、安心感を与えられることや情緒の安定などのメリットがたくさんあります。

赤ちゃんがすくすくと成長するためにも、生後1年間は特にたくさんのスキンシップが必要ですので、赤ちゃんとの触れ合いの時間をたくさん作ってあげてください。